福祉事業を推進する会

福祉の仕事に対する志望動機を明確にしよう

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その後のキャリアも
福祉業界は熱意とやる気があれば、未経験者でも無資格者でも就職できます。でも、資格があれば、仕事の幅も広がりますし、将来のビジョンも描きやすくなります。ここでは社会福祉士、ケアマネージャー、介護福祉士という3つのキャリアアップの選択肢についてご説明していきます。
志望動機でアピールを

志望動機でアピールを


志望動機は重要

履歴書や面接で重要となるのが、志望動機です。そこで介護職の志望動機の例文をご紹介したいと思います。例文を参考に、あなたらしい志望動機を考えてみてくださいね。まず最初は、福祉業界に興味を持ったきっかけを伝える例文です。
例文「父の病気をきっかけに、医療・福祉業界に少しでも携わりたいと思いました。貴社のホームページを拝見し、老人ホームの運営や入浴車の製造、環境の整備など、これからの高齢化社会に向け、社会に貢献している貴社に魅力を感じました。介護・福祉業界は未経験ですが、今までの経験を生かし現場で働いている方のサポートをし、福祉のことを勉強していきたいと思い志望いたしました。」

異業種からの転職のとき

異業種からの転職でも、過去の経験を活かせることをはっきりと伝えましょう。
例文「これまで、人と接することが好きだったので接客業に携わってきました。お客様の喜んでいただける顔を見る度に、この仕事をやっていて良かったとやりがいを感じることができたからです。以前より、これまでとは違う業界で新たな知識とスキルを得たいと考えており、尚且つこれまでの経験を活かせるような職場で働きたいと考えておりました。そこで今回、貴社の求人を拝見し、医療や福祉というこれから最も注目される分野で人と人との繋がりのバックアップができ双方に喜んでいただける仕事に興味を持ちました。貴社で必ず自分の実力を発揮したいと思います。仕事をする上で技術も重要ですが、周囲の職員が気持ちよく仕事ができるように、常に笑顔でいることを心がけています。お客様から話しかけられやすいように、柔らかな雰囲気を持つことを常に意識しています。接客業では、お客様や社員の方から「とても親しみやすい」と言われ、退職後もその会社の社員の方やお客様とお付き合いが続いています。持ち前の明るさと仕事に妥協しない点は誰にも負けないと自信を持っています。」

未経験者が転職するとき

未経験でも福祉業界に挑戦したいという気持ちと熱意を伝えましょう。
例文「人の役に立つ仕事がしたいと、福祉関係の仕事を探していたところ、貴社の求人を拝見いたしました。未経験で資格もありませんが、自分の人間性がこの仕事に合っている確信がありましたので応募いたしました。これまでの仕事で身についた責任感や我慢強さ、新人育成や顧客との打ち合わせなどで学んだ対人スキルは貴社の業務でも活かせると考えております。人の役に立ちたいと強く思う気持ちとそれを支える自己犠牲心が私の最もアピールしたい点です。」

大切なポイント

事業者の特徴と志望動機にズレがないように事前に事業者について必ず調べましょう。自分が新しい職場で実現したいことや成長したいという思いを伝えることも大切です。前職場の悪口やネガティブな表現は避けましょう。たくさんある職業の中で介護職を選び、たくさんの施設の中からその施設を選んで応募するわけですから、何かしらのきっかけやあなたの思いがあると思います。その理由を掘り下げると、自然と志望動機に繋がることでしょう。