福祉事業を推進する会

福祉の仕事に採用されるための面接のポイント

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その後のキャリアも
福祉業界は熱意とやる気があれば、未経験者でも無資格者でも就職できます。でも、資格があれば、仕事の幅も広がりますし、将来のビジョンも描きやすくなります。ここでは社会福祉士、ケアマネージャー、介護福祉士という3つのキャリアアップの選択肢についてご説明していきます。
採用を勝ち取る面接のポイント

採用を勝ち取る面接のポイント


面接は見た目が9割

人間はその内面が重要だとよく言われますが、実は面接は見た目が9割と言っても過言ではありません。ですから、まず服装の注意点から見ていきましょう。介護職の現場では、動きやすいジャージやポロシャツ、エプロン姿で仕事をすることになります。
しかし、そのスタイルで採用試験や面接に行くと印象は悪くなります。一人の社会人として、ふさわしい服装を心がけましょう。清潔感のあるスーツを着用するのがベストですが、スーツでない場合は、清楚で色柄を抑えた華美にならない服装がいいでしょう。メイクやその他の装飾品については結婚指輪以外の装飾品は外します。爪も短く切りそろえ、マニキュアも取ります。キレイに磨かれている、踵の高すぎない靴を履きます。ナチュラルなメイクをして、髪の毛は顔にかからないように後ろで縛ります。男性は髭の剃り残しや、寝癖に注意しましょう。

ハキハキとした態度で

面接ではハキハキとした態度で自信を持って挨拶をしましょう。背筋を伸ばして姿勢を正しくしてきちんと挨拶をし、返事はしっかりとしましょう。介護職で求められている人物像は、「清潔感」「コミュニケーション能力」「元気さ」「思いやり」です。たとえネガティブな性格であっても、面接のときは明るい人物を演じましょう。転職の場合、前の会社を辞めた理由を聞かれることがあります。このとき前職の悪口など言ってはいけません。あなたの謙虚さと誠実さが面接官に伝わる話し方を心がけましょう。志望動機は簡潔にまとめ、だらだらと話しをしないように注意しましょう。最後に、ドアを閉めるまでが面接です。気を抜かないようにしましょう。

介護職を続けていく姿勢を見せる

介護職は離職率の高い仕事であるため、経営側は「この人は長く続くだろうか?」とあなたのことを見ています。そのため、将来を見据えた明確な目標や、介護職に対するやる気を見せることが大切です。また、その施設を選んだ理由もはっきりと答えられれば、採用は難しくないでしょう。
とにかく大切なのは基本的なやる気の姿勢です。人と差を付けた志望動機や自己アピールをあれやこれやと考えるくらいなら、介護職を理解した上で希望していることを説明し、あなたのやる気や意気込みを見てもらいましょう。未経験で介護職に飛び込むことに不安がある場合は、無料サポート付の求人サイトに登録すると、職場見学の予約から質問事項の交渉など代わりに行ってもらえます。また、面接のコツや施設の選び方、仕事内容のことまで相談にのってもらえますので、就職先選びに失敗しないためにも利用をオススメします。